GRAND SEIKO 2nd

この時計は私のお気に入りの一品、2代目Cal.430です。

1963年11月製造/ケースNo.43999(3N01556)

Cal.430 機械固有No.308734 35石 手巻 日付

機械落径27.60mm 機械厚み4.75mm 19,800回/時

   

裏蓋はまずまずといったところ。2代目からの採用でライオンメダルとSEIKOと記された。

   

いよいよ内部にメスを入れちゃいます。綺麗ですね〜。今回は規正装置に焦点を。

   

その前に一番受けを見てください。一番真のところにも人口ルビーの穴石がありますね。

   

それでは規正装置を見てみましょう。

この状態はゼンマイを巻く通常の位置にリュウズがあります。

ツヅミ車のところに真ちゅうの板が乗ってますよね、これが規正装置の部品です。

   

それではリュウズをハンド回しの位置に引き出してみましょう。

簡単な部品で四番車の歯車に触っての規正とは、なかなか上手いこと考えたものですね。

  

  

kuroさんの一言

 このCal.430は昭和38年(1963年)から製造されたものなのですが、資料を見ても
Cal.5722のGSしか触れていません。しかし、どちらの機械を見ても何処も変わったとこは見当たらないのですよ(謎)。部品カタログでも共通と出てるだけで・・・

  

  

  

   

  

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