90年代の半ばにSEIKOが展開したブランド「LAUREL」。機械式、クオーツ、キネティック(当時はAGSと呼ぶ)など様々な時計機械を搭載、幅広いラインナップを揃えました。当時、セイコーより指定された特約店(現在のGSマスターショップのようなもの)でのみ扱われた高級ラインです。クオーツの台頭以降、セイコーが本格的に機械式腕時計の製造を再開したブランドで、特にその機械式時計に魅力的なモデルを多く揃えました。しかし当時は現在ほど機械式時計の人気、需要がなく「LAUREL」ブランドは短命に終わってしまいます。また本格的な機械式時計ブームの到来に合わせて「グランドセイコー」「クレド−ル」などのブランド、ラインが再構築され、その影で「LAUREL」はSEIKOの現行ブランドから消えてしまいます。皮肉にも「LAUREL」ブランドが消えた後に「LAUREL」の上品なデザインや丁寧な造りが見直され、廃盤モデルに人気が出るといったこともありました。ここでは当時のカタログを紹介。一部ここでは紹介されていないモデルもあるようですが、だいたいの商品展開が分るかと思います。

  

  

  

    
クラシックシリーズ 〜AUTHENTIC LINE〜
クラシックシリーズ 〜DRESS LINE〜
クラシックシリーズ 〜LADIES' LINE〜
スポーティーエレガンスシリーズ 〜COSTA BRAVA〜
スタンダードシリーズ 〜COURONNE DE LAURIER〜

 

  

  

  

「SEIKO LAUREL」カタログから