ブランパン2100シリーズのムーンフェイズです。リリースは1994年。2つのバレル(香箱/ゼンマイ)を備えた100時間リザーブと100メートル防水を機能として持っています。 ブランパンは1735年に創業、現存する最古の時計メーカーです。実際は70年代のクオーツショックで休眠状態になった会社が1983年に復興しました。現在のブランパンに搭載される機械の全てを手掛けるのがフレデリック・ピゲ社。同社の協力のもと、1984年から1989年にかけて『シックスマスターピース』と呼ばれる、1「超薄型手巻き」2「ムーンフェイズ」3「パーペチュアル・カレンダー」4「スプリットセコンド・クロノグラフ」5「トゥールビヨン」6「ミニッツ・リピーター」が、毎年一つずつ発表されました。1992年にフレデリック・ピゲ社と共にスウォッチグループに合流。ブレゲやグラスヒュテ・オリジナルと共に、同グループのプレステージ部門を担っています。 ケースはファーブル・ペレ社、文字盤はメルーザ社が作業。仕上げに黒ニッケルを塗布された文字盤は独特の光沢があり、美しい光の反射を見せてくれます。 2002.8 update |
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偽物がネットオークションなどで売られていました。 質感の違いは画像からも明らか。まず月・曜日カレンダーが違います。赤いポインターの形状は偽物のほうが大きい。ムーンフェイズもデザインが異なります。文字盤の仕上げも違いますね。 アップライトのインデックスなどは手が込んでいます。時計に詳しくない人は真贋が分らないかもしれません。 偽物に搭載されている自動巻機械のメーカーは分かりません。シースルーバックは羨ましかったります・・ |