日本では馴染みのないブランド「TUDOR」。ロレックスのディフュージョンブランドとしてにわかに人気が出てきているようです。TUDORのサブマリーナはご覧の通り、ロレックスのそれそのもの。ただしこのモデルはメンズサイズからひとまわり小さいボーイズサイズ。青色もステンレスケースではロレックスにない配色です。

　今回、入手にあたっては苦労もありました。馴染みの時計店に取り寄せを依頼したところ、全く在庫が見つからない。雑誌などでも既報の通り、TUDORがロレックス“激似”ラインをやめ、順次、独自にモデルチェンジを行っている。従って“激似”モデルの在庫が市場から消えつつあるのです。今回も香港のディーラーにまで問い合わせてもらったのですが、そこでも入手は不可でした。結果的には、ネット販売で何とか購入。今ではTUDOR「ハイドロノート」という名前の時計が後継モデルとなっています。

　裏にはロレックス社製のオイスターケースである証しの刻印が。リューズは王冠リューズではありません。　2000.7 update