SEIKOMATIC WEEKDATER

 セイコーマチックウィークデーター(MAW)です。機械直径27.6mm、機械厚み3.9mm。テンプ振動数は18000回転/時・自動巻中三針・日、曜付、ダイヤショック(耐震装置)付・ダイヤフィクス(保油装置)付。内部部品総数:95個。

  

 あまり奇麗なウラブタではありませんねぇ〜(^o^;; 薄れてはいますが何とかイルカの刻印が見えてます。このイルカは、なんの意味があるのでしょうね?
固有番号から1965年9月製造のようです。

    

裏蓋内部の刻印です。

 金メッキは見栄えも良く綺麗です。こうして見てみると37年も前の時計とは思えないくらいです。現在製造するとしたらいかほどかかるのでしょう? 何処かで見たような機械だと思ったら、管理人さんと同じ時計のようですね(^o^

  

回転オモリを取り外すとこんな感じになっています。

  

自動巻の部品を表から見るとこんな感じです。

   

 こちらは裏から見た写真。今までの時計と比較して自動巻部品が少ないですね。ゼンマイを巻き上げるには回転オモリが回るとボールベアリングが回転します。そのベアリングの裏側には中心よりズレタ位置に芯棒があり、それにマジックレバーの穴石が入っています。伝え車を抱きかかえるようにレバーが噛み合う。そして伝え車のカナが角穴車に伝えてゼンマイが巻けているのです。

   

自動巻部品を取り除いたらこんな感じ。

   
kuroさんの一言

 失敗談を一言・・・この時計を組み立てた際、マジックレバーの組立も完了したのですが、ゼンマイへの伝達が何故か伝えていない。再度分解してみますと、マジックレバーを裏表逆に入れてました(汗)。馴れてくると考えなくなり、よく間違えるんですよね(笑) 初心忘れるなかれ〜。丁寧に作業しなくては(^o^;;

  

  

  

   

  

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