SEIKO CRONOS

キングセイコー・ファーストの基礎になった「クロノス」
1960年2月製セイコー・クロノス(Crons) 21石 

    

手巻 部品総数80個 (外装部品別)
ムーブ直径25.6mm 厚み4.0mm 18000振動 5振動/秒

(1) 機械よりテンプ受けを外します(毛ゼンマイを痛めないよう注意して)

(2) アンクル受けを外してアンクルを取り出します。

(3) 角穴車のネジを緩め香箱受けを外して香箱を取り出します。

(4) 三番受けを外して三番車、四番車、ガンギ車を取り出します。

(5) 二番受けを外して2番車を取り出します。

(6) 分解した全部の部品です。

   

文字盤の裏側です。

  

  

kuroさんの一言

 このクロノスは付加機能を一切もたない中三針モデルですが、戦後早い時期の国産オリジナルの腕時計です。第二精工舎亀戸工場※が設計、開発を初めて行った腕時計であることは皆さんもご存知ですよね。味のある時計です。

 ※第二精工舎亀戸工場についてはこちらで解説

  

  

  

   

  

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