シチズンがクオーツ腕時計の発売を開始したのは1973年。翌年の1974年には液晶デジタル式クオーツを発売しています。液晶デジタルのファーストモデルは98000円だったとのこと。当時の大卒平均初任給が67400円だったことからも液晶デジタル時計が高級品だったことがうかがえます。今回紹介する時計はそれから1〜2年後の後継モデル。 本体、ベルトとも惜しみ無くステン無垢素材を使用。特にケースの削り出したような金属塊は迫力があります。裏蓋はスクリューバック式。機能は時間表示とカレンダーで、秒表示とカレンダーの画面表示は切り替え式です。何とも“無骨”な液晶デジタル時計ですが、洗練されたデザインにも見えます。 2001.1 update |
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