馴染みの時計店(MRショップ)の店長がこの時計を見つけてきました。現在、流通しているセイコー5は逆輸入の機械式時計。ここ数年いろいろな形で日本に入ってくるようになりましたが、スーペリアーが日本に逆輸入されたのはこれが初めてではないでしょうか。 それにしてもこの時計、とてもセイコー5の派生モデルとは思えないほどのクオリティー。ケースの仕上げは見ての通りですが、リューズはねじ込み式、オリジナルのメタルバンドもステンレスソリッド(無垢)で、プッシュ式ダブルバックルでした。さらにシースルーバックになっており、搭載機械の鑑賞も可能。ただし海外でもストックが少なく、同店で5個ほど販売し在庫がつきてしまったようです。 SUPERIORとは「上級の」とか「超越した」という意味。もともとは最晩期のキングセイコーや初期高級クオーツに付けられいたペットネームのようです。2000.9 update |
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グランドセイコー2000年モデルとの比較。ちなみに下のモデルは定価50万円(!)です。 |
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ページの掲示板で以下のような話題が出てきました。 らいちんサン「私は見た・・(笑)盛岡工場見学用のビデオには、多分同型の5がラインで組み立てられている画像を!そのスーペリアは盛岡で組み立てられて中東向けに輸出された後逆輸入されてませんかねぇ?」 でぐさんサン「セイコーの場合、僕の認識では文字盤に『JAPAN』または『MADE IN JAPAN』の表記のないものは全て海外でケーシングされたものです。ALBAブランドのモデルでは裏蓋などに『ASSEMBLED IN 〜』という刻印があるものもありますね」。 で、文字盤を調べてみますとスーペリアの文字盤にはJAPANの文字はありませんでした。一方で機械にはJAPANの刻印がありますので、このスーペリアは機械を日本(盛岡?)で製造して海外に輸出後、海外の工場で完成品に仕立てられたようです。 |