UNIVERSAL WHITE SHADOW

  

  

  

    

    

  

  

   

  

  

    

  

 ユニバーサルのホワイトシャドー。超薄型自動巻機械Cal.2-66が搭載されています。ユニバーサルは1958年マイクロ・ローターを開発したメーカー。初代機械のCal.69/Cal.215系に搭載された機械は(略して)「マイクローター」と名付けられました。当時は薄型自動巻として名を馳せましたが、60年代になりさらなる薄型化を目指しCal.2-66が開発されます。初代のマイクローターの機械厚さ4.1ミリに対して2.5ミリを達成。ケース外観からはとても自動巻機械が入っているようには見えません。

 ホワイトシャドーはジェラルド・ジェンダ氏のデザインと言われます。※1 彼はオーデマ・ピゲ「ロイヤルオーク」パテック「ノーチラス」ブルガリ「ブルガリ」ロレックス「キング・マイダス」ジェラルドジェンダ「ラ・グラン・ソネリー」などをデザイン。

 また直木賞作家、故立原正秋氏は晩年までホワイトシャドーを愛用したとのこと。※2 文学の香りも漂う時計です。近江神宮時計博物館にも奉納されていました(写真)。

 機械を詳しく観察するとswitching rockerと呼ばれる中間車にまでボールベアリングが使用されている丁寧な作りです。 2002.6 update ※1※2 ウォッチアゴーゴー(ワールドフォトプレス) NO.23/NO30 参照

  

  

  

  

  

  

  

  

    

    

  

  

  

  

  

  

  

  

  

振動数19800 5.5振動/秒 ランニング・リザーブは48時間

  

  

  

   

   

  

  

    

  

  

  

ローターの左右回転が一方向に整流される仕組み

1 ローターが左に回転 

2 遊動車A(switching rocker)が左に移動

3 Bと噛み合う

  

1 ローターが右に回転 

2 遊動車A(switching rocker)が右に移動

3 Bとは直接噛み合わずブリッジ下の車と噛む

4 この車を介してBに回転が伝わる

  

  

   

  

Cal.69との比較

Cal.2-66 振動数19800 25石

Cal.69 振動数18000 28石
 振動数が上がってる分、Cal.2-66のテン輪が小型化しています。Cal.69も両方向巻上げ式。整流の仕組みはローターの下に隠れています。

  

  

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