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Phenixの自動巻です。The Phenix Watch Co.S.A.は1873年、スイス・ジュラ州のポラントリー市(Porrentruy)にて創業。3つの時計メーカー(Dubail社、Monnin社、Frossard社)が合併し誕生した時計メーカーです。「Phenix」を社名、ブランドとして使用し始めたのは1902年から。カレンダーウォッチやクロノグラフなど機能付ウォッチを得意とし、自動巻機械についても自社開発を行っています。1940年には同社初のバンパー式(半回転式)自動巻をリリース。1954年、今回紹介する時計機械のベースとなる全回転ローター自動巻Cal.200を発表しました。機関車の車輪をつなぐ「アーム」のような部品を使った珍しい自動巻機械は一部の外部時計メーカーにも提供されましたが、自社ブランドのものも含めてCal.200系の生産数は少なかったようです。現存数も非常に少なく、ほとんど見る機会はありません。1962年より、Phenixは複数の時計メーカーが集合し組織したMSR/MANUFACTURES D'HORLOGERIE SUISSES REUNIES S.A.(解説)に合流。これ以降、参加企業と共同で時計機械の開発を行い、ブランドも徐々に「REVUE」へ統一されていきました。現在「Phenix」ブランドの腕時計は製造されていません。 このCal.200系自動巻は「Rollamatic」と名付けられました。ローター部に使ったボール・ベアリング機構をイメージしてネーミングされたようです。実際に時計機械を観察しますとローターの回転は非常にスムーズ。時計を振るとカムが動く独特な“揺れ”“振動”が手に伝わってきました。自動巻の巻上効率が高いことによるのか、手巻機構は省略され竜頭も時間合わせ時以外はケースに埋まり隠れる形状となっています。 2005.8 update |







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