Longines Conquest Cal.291

  

  

  

  

  

  

  

   

 ロンジンのConquest/金無垢です。Conquestはロンジン高級自動巻モデルに名付けられたモデル名。歴代のConquestはロンジンの様々な自動巻機械を搭載し、その後も1972年のミュンヘン・オリンピックを記念したクロノグラフや、様々なクオーツモデルなどもConquestのシリーズとして展開されました。現在は“復刻モデル”という形でETA製の現行機械を載せたConquestをリリース。3針モデルとクロノグラフがあるようです。この現行Conquestは、初代の自動巻Conquest(Cal.19A系)のデザインをモデルとしています。

 Conquestとは「勝利」とか「愛情の獲得」といった意味。当時は、オメガに“勝利”して顧客の“獲得”を祈願してこの名前をつけたのかもしれません。

 今回紹介するConquestは第2世代に属します。搭載する機械は1958年に開発されたCal.290に日付表示を付加したCal.291。それまでのLonginesの自動巻はツメで巻上げる方式でしたが、Cal.290で初めてスイッチ・ホイールを使った方式(click-wheel switcher)が採用されました。Cal.290系の開発にあたっては(機械専業メーカーの)AS製機械を参考にしたようです。ただし回転の伝え方にはASにはない独自の構造もあり、ロンジンのオリジナル機械と位置付けられています。またCal.290は非常に強力なバレル(ゼンマイ)を備え、そのリザーブは45時間に至り、当時としては発展的な自動巻機械でした。

 裏蓋には「波頭と星(オリオン座)」の七宝焼き/エナメル飾りが見られます。非常に手の込んだ装飾でオメガの天文台マーク()に対抗していたのかもしれません。 update 2003.11

    

  

  

裏蓋には新品時の保護フィルムシールが残っています。

   

  

  

  

  

  

  

  

   

  

  

  

   

Cal.291 19800振動 5.5振動/秒 45時間リザーブ

  

  

   

左の車の下にシリアルナンバー(固体番号)13247723とキャリバーナンバー291が見られます。

  

  

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