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JAEGER LECOULTRE(歴史/※VACHERONとの関連で解説)の自動巻アラーム「MEMOVOX」です。自社製機械Cal.825を搭載。JAEGER LECOULTREは名実ともに一流のマニュファクチュール(自社一貫製造時計メ−カー)ですが、特に40〜50年代には半回転ローター自動巻を得意としました。50年代に入り、各社の自動巻機械が半回転ローター自動巻から全回転ローター自動巻に移行する中においても(自動巻機械の進化)、最後まで半回転ローター自動巻の開発、製造を進めます。またアラームウォッチについても手巻機械をベースに早い時期から手掛けていました。ここで紹介するCal.825搭載「MEMOVOX」は同社初の“自動巻”アラームウォッチ。その後、JAEGER LECOULTREは1969年に全回転ローターの自動巻アラームウォッチもリリース(FAVRE LEUBAにも搭載)しています。また現在も機械式アラームウォッチを現行製品として数多く手掛けており、機械式アラームは同社の看板製品のひとつとなっています。 このCal.825搭載「MEMOVOX」は1958年にリリースされた製品。同社が得意とした2大機構「半回転ローター自動巻」と「機械式アラーム」が合体した名品で、大きなヒット商品となりました。アラーム設定は2時位置の竜頭を1段引き下方向に回転。矢印が書かれた内転文字盤を回してアラームが鳴る時間を設定します。アラーム用のゼンマイは同竜頭が押し込まれた状態で上方向に巻上げ。4時位置の竜頭は通常の時計のものと同様、一段引き上げて時間合わせを行い、押し込まれた状態で時計用ゼンマイの巻上げを行います。アラーム用ゼンマイをフルに巻き上げると、アラーム設定時間に「ジィ〜」と耳慣れない機械アラーム音が15秒間鳴り続けます。 アラームウォッチはJAEGER LECOULTREと並びVULCAINが有名ですが、他にも多くの時計メーカーが“手巻腕時計”で同様の製品を手掛けてきました。しかし“自動巻腕時計”となると、これを手掛けたのはJAEGER LECOULTREとSEIKO(BELLMATIC)、OMEGA(LEMANIA製機械)の3メーカーだけです。 PATEK PHILIPPE、VACHERON CONSTANTIN、AUDEMARS PIGUETなどの超一流メーカーに時計機械を提供してきたJAEGER LECOULTRE。同社が製造した自動巻アラーム機械は非常に美しく見ごたえがあります。以下で裏蓋を開けて時計機械を紹介していますのでご覧下さい。 2005.9 update |




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