SEIKO BELL-MATIC Cal.4005A

  

  

  

    

   

  

  

   

  

  

  

 セイコーのベルマチックです。別名ビジネスベル。1967年に製造が開始され10年以上のロングリリースを続けました。ゼンマイを動力にハンマーが音環を連打してベル音を発生させます。アラームのセット方法は(1)右上のボタンが押し込まれた状態で竜頭を巻き上げる。これでアラーム用のゼンマイが巻き上がります。(2)竜頭を1段引き上げて内周回転式ダイヤルリングにあるアラーム指示をセット。(3)右上のボタンを1段引き上げればアラームON状態になります。 時計の時刻合わせは竜頭を2段引き上げて作業。カレンダーの切換えは右上のボタンを押し込むことでクイックチェンジが可能です。通常の時計機能と特殊機能の調整を限られたボタン、竜頭に上手に振り分けてありますね。

 搭載されている機械はCal.4005A。これに曜日が付いたものがCal.4006Aとなります。それぞれに17石、21石、27石モデルがありました。ここで紹介している時計は27石モデルです。巻上方式はマジックレバー(解説)を採用。裏蓋の刻印から1968年8月製造であることが分かります。当時の定価は17500円。

 アラ−ム音ですが比較的おとなしい感じです。機械式アラームはいくつか所有していますが、音量がもっとも大きいのはシチズン・アラーム。ルクルトの機械を積んだファーブル・ルーバはベルマチックの連打スピードを上げた感じ。その分、かん高い音が鳴ります。アラームウォッチの元祖であるバルカンのクリケットは深く共鳴する感じで一番きれいな音に感じました。ウォッチユーザーズリサーチの資料室で色々な時計のアラーム音を聴くことができます。敬意を表して紹介いたします。 2002.8 update

    

   

  

  

 

    

  

  

  

      

   

  

  

    

 

  

  

  

  

Cal.4005A 27石 19800振動 5.5振動/秒

 

      

  

  

 ハンマーが高速で振動、ケース側面の音環を連打してベル音を発生させます。ケース側面の音環をたたくのはファーブル・ルーバ(ルクルト)と同じ仕組み。一方シチズン・アラームバルカンのクリケットは「裏蓋のピン」をハンマーが連打、二重構造の裏蓋で共鳴効果を得てより大きなアラーム音を発生させる構造です。

  

     

    

  

  

  

   

  

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